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およしちゃんの絵

先日素直研究所にとって、とても意義のあるオリジナルタイル画ができました。依頼者の承諾も得たので紹介したいと思います。
その方は、今年実のお父さんを亡くされ悲しみも束の間、3月11日に自身も被災されてしまったのです。
sunaoの友人ということもあって機会があり、タイル画制作の依頼を頂きました。題名は『希望』でした。簡単なようでとても難しいテーマでした。希望・・・太陽、光、花、風などアバウトなイメージばかり毎日考えていましたが、その方にとっての希望とは?私とは生い立ちも、今住んでいる状況も違います。考えても考えても、絵が浮かんできませんでした。1ミリ程、私のおでこの面積が広くなった様な・・・
1ケ月程たった頃、考えを変えました。私自身の希望とは???『心が自由になる事』その瞬間、図案が浮かびました。木に囲まれリラックスする絵と空を飛んでいる絵の2点です。リラックスする事で気持ちが楽になり、自由になり、ワクワク感が生まれ、それが希望へとつながるのではと感じたからです。
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最終的に木の絵の方を選んで頂きました。その方も昔から木が大好きなのです。とても安心するらしいのです。
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私も今年4月に実母を亡くし、仕事に復帰しても何事もなかったように動いている社会に虚無な自分を感じ辛かったのですが、自分の好きな事を再確認できて制作はとても楽しい時間でした。
たまたまお互いに気が合ったので図案を決めていただいたのでしょう。木が好きな事、焚き火が好きな事等似ている部分があったのでびっくり、うれしくなりました。
最近は人に気に入られる絵を意識して描いてしまうのですが、決まって不本意な物になってしまいがちです。展示会でもタイルの数だけに驚かれる人、立ち止まってじっと見ている人、売れる売れないは別として関心を持ってくれるだけでありがたいです。
およしちゃんはsunaoの友人なのでこの素直研究所を見つけてくれたのですが、またいつか波長の合う方のために腕を磨かなくては、と思っています。
およしちゃん ありがとうございました。   kenQ
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by sunaokenq | 2011-10-10 22:59 | タイルアート
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